ウェブアクセシビリティに関するPendoの取り組み

Stephanie Tanzar著|

3分

 

Pendoのコアバリューの1つに、「徹底的にお客様にフォーカスする」というものがあります。これは単に額に入れて壁に掛けたり、新入社員教育に使ったりするスローガンではありません。このコアバリューは、お客様との対話から実際にプラットフォームに見られる特徴まで、弊社のあらゆる行動に表れるものです。 

このように顧客志向を貫くことで、私たちはお客様をより深く理解することができます。そのなかで得られた最も大きな教訓は、お客様がPendoを、自社プロダクトの拡張機能としてとらえているということです。弊社が記述したコードを自社アプリの一部に取り入れるほど、弊社を信頼してくださっているのです。つまり我々には、弊社のユーザーを思いやるのと同様に、お客様のユーザーを大切にする義務があるのです。

ウェブアクセシビリティとは?

World Wide Web Consortiumによると、ウェブアクセシビリティとは、「障がいを持つ方が使えるよう、ウェブサイト、ツール、テクノロジーが設計、開発されている」ことを意味します。具体的には、以下のことができることを意味します。

    • ウェブでの知覚、理解、ナビゲート、操作
    • ウェブに貢献

弊社のプロダクトチームは、要望が多く寄せられた機能改善に尽力しています。アクセシブルなツールおよびフィーチャーの開発に重点を置いていますが、本投稿はPendoの優先事項とアプローチをご理解いただくことを主眼としており、特定のフィーチャーやリリース日に関する合意を意図したものではありませんのでご了承ください。 

Pendoのアクセシビリティに対する取り組み

Pendoは、W3C(World Wide Web Consortium)の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1 level AAなどの国際標準に則して、プロダクトのアクセシビリティ向上に取り組んでいます。

アクセシビリティ向上の取り組みの一環として、信頼できるサードパーティベンダーと協力を開始しました。同ベンダーには、Voluntary Product Accessibility Templates (VPAT)の構築、そしてアクセシビリティ向上の取り組みに関する項目の優先順位付けにについて協力を仰いでいます。  

まずPendoは、ウェブ向けのエンドユーザーガイドとリソースセンターに重点を置きます。これは、貴社自身が、プロダクトでのユーザー体験を高められるようにするためです。アクセシブルなガイドの構築・設計には、科学よりもむしろ美術的センスが求められるものです。そのためPendoは、貴社が作成したガイドのアクセシビリティを高めるために使える便利なツールを提供するというアプローチをとっています。すなわち、貴社のウェブプロダクトに追加するあらゆるガイドに、WindowsのJAWSおよびNVDAといったスクリーンリーダー、MacOSのVoiceOver、ZoomTextなどの拡大ソフトウェアなどの、主要なサポート技術との互換性を持たせることを意味します。また、ビジュアルデザイナーにコントラストチェッカーを追加して、ガイドデザイナーがアクセシブルなガイドを簡単に作成できるようにしました。

弊社はこれまでの成果に誇りをもっており、機能強化が進むにつれ、弊社の取り組みを益々お客様に評価いただけるものと考えています。アクセシビリティの取り組みは継続的なものです。弊社が学習しプロダクトをより良いものにできるよう、お客さまにおかれましては継続してフィードバックをご提供くださいますよう、引き続きお願いいたします。 

開発の進捗状況や新機能のリリースがあり次第、ブログ投稿を更新して、皆様に情報を提供してまいります。