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Pendomonium 2023での4つのエキサイティングなテーマ

2023年7月25日公開
手前味噌ですが、今年のアジェンダはこれまでで最高のものだと考えています。

私たちは、Pendomonium 2023をこれまでで最高のプロダクトフェスティバルにするため、分科会、基調講演、アクティビティなどの調整や準備に懸命に取り組んでいます。新たなトレンドやテクノロジーから、DXや変更管理のベストプラクティス、厳しい経済情勢への対応まで、現在世界で起こっていることに着目し、皆様がそれらに適応して成功へつなげられる後押しとなるコンテンツに仕上げています。

今年のPendomoniumで体験できる、4つの重要なテーマを紹介します。

1. AIを活用してプロダクトイノベーションを促進する

皆様もご存知の通り、AIはすっかり注目の的です。Pendoでは最近、独自のAIビジョンを発表しました。Pendomonium 2023では、これらの優れた新サービスについて深く掘り下げます。

ここでは、AIを活用した新機能について紹介するだけでなく、CEO兼共同創業者のTodd Olson、機械学習シニアディレクターのInbal Budowski-Talをはじめとする弊社のリーダーが長期的なAIビジョンについて皆様にお話します。また、弊社の新しいAI機能を実際にご覧いただけるとともに、ご自身でもPendo AIを操作いただくことができます。Pendomoniumは、こうした新しいイノベーションをすべて直接体験し、皆様の組織でそれらをどのように活用できるかを知る最善の方法になります。 

また、以下の方々をはじめとした、AI分野の優れた人々やソートリーダーをこのPendomoniumにご招待しています。

  • Fraser Kelton(Spark CapitalのVC、OpenAIの元プロダクト責任者):
    この歓談セッションでは、プロダクトを再構築するAIの可能性についてKeltonにお話いただき、さらに、OpenAIで現状を打破し世界を変えるプロダクトを開発した際に得た貴重な学びを共有していただきます。
  • Dr. Ali Arsanjani(Google Gloudのクラウドパートナーエンジニアリングディレクター):
    この分科会では、アプリ内プロダクト分析とAIのユニークな交差点を探求し、生成AIがプロダクト開発ライフサイクルにどのような影響や変化を与える可能性があるのかに焦点を当てます。
  • 他のご講演者も近日発表いたします!

2. 「従来型」からテクノロジーへのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる

DXに注力し、デジタルネイティブな顧客のニーズを満たすためにビジネスモデルを進化させようとしている従来型の企業が増えている現在、そうした企業でも、ハイテク業界でよく見られていた戦略が採用されつつあります。今年は、この刺激的な岐路にあるチームや企業のため、「デジタルファーストの世界のための開発(Build for a digital-first world)」という分科会トラックを設けました。

この分科会は、自社が使用または販売しているプロダクトを通じて「従来型」組織がデジタル体験を変革していく取り組みを支援できるように設計されています。同時に、テクノロジーやSaaS分野の皆様の関心を引くセッションも準備しています。業務効率を高めるための自社プロダクトの活用方法や、新しいプロダクト主導の手法で顧客体験を向上させる方法を学び、そうした大きな変革を成功させたトップ企業から刺激を受けましょう。以下にセッションの一例をご紹介します。

  • Jesse Erdal(The Home Depot マーチャンダイジングソリューションズ プロダクトマネジメントディレクター):
    ここでは、プロダクト主導の文化を事業全体に醸成することで、The Home Depotがどのように変革を大きな規模で推進しているかを学ぶことができます。
  • Nichole Mace(Pendo プロダクトグロース担当VP)とTyson Brown(Calendlyグロース&アクティベーション担当シニアプロダクトリーダー):
    プロダクト主導の戦略がどのように口コミによる拡散と成長に寄与するのか、そしてそうした戦略をどのように自社に取り入れられるのかをお話します。
  • U.S. BankのRobert Sprogis(オンラインバンキング デジタル体験担当SVP)とSara Bochino(カスタマーサクセス担当VP):
    米国トップクラスのこの金融機関では、まったく異なる2つのチームがどちらもPendoを活用して、大きな規模で、DXを加速させ、顧客体験をより良いものにしていきました。その過程をご紹介します。

3. 大胆な選択を行うこと、脱却のための知識を付けること

Pendomoniumは常に大きく、大胆な、プロダクトの祭典です。今年のPendomoniumでは、私たちの生き方や働き方を変える可能性のある、画期的なエクスペリエンスを構築することが何を意味するのかを真剣に考えます。

プロダクト主導の戦略についての知識を深め、プロダクトへの取り組み方を改めて考えてみましょう。Pendoを活用して顧客の成果創出を支援できる独自の方法を見つけたさまざまな規模の組織の話がヒントになるはずです。さらに、あえて大胆な選択を行うことで、業界の在り方を変え、未来のイノベーターへの道を切り開いた、パイオニアたちからの話も聞くことができます。たとえば以下のようなセッションです。

  • Christina Tosi氏(Milk Barのシェフ兼創設者):
    Tosi氏の基調講演では、インスピレーションの芸術と科学に光を当て、今までの在り方から抜け出した彼女自身のストーリーを紹介し、ほんのわずかな工夫がエクスペリエンスにどれほど大きな影響を与えるのかに迫ります。
  • Suki Singh氏(Wiley プロダクトマネージャー):
    この分科会セッションでは、Singh氏が教師時代に磨いたスキルと、そうして身に着けたスキルをどのようにプロダクトの分野で生かすことができるのかを詳しく見ていきます。このセッションは、視点を変えるための、そしてキャリアのあらゆる場面で知識を活かしていく新しい方法を探すための、ヒントになるでしょう。
  • Jay Brewer氏(Houghton Mifflin Harcourt デジタルプロダクトデザイン担当SVP)とZhuldyz Alimbek氏(Houghton Mifflin Harcourt UXデザイナー):
    Brewer氏とAlimbek氏の分科会では、顧客からのフィードバックを最先端の機能イノベーションに変えるPendoの可能性を探ります。この従来型の組織が、どのようにデータを活用し、競合他社に差をつけるデジタル体験を提供しているのかを、そしてどのようにそれを皆様の組織に落とし込めるのかを学んでいきます。

4. 少ないリソースで多くを成す(その過程で評価を得る)

私たちの足元にある経済情勢は無視できないものです。プロダクトチームは、これまで以上に、自分たちの努力の価値を証明し、それが企業の利益にどのように貢献しているかを示していく必要があります。また、顧客やコミュニティからは、プロダクト体験ソフトウェアで高い評価を獲得することがさらに困難になっているとの声も聞こえていますが、顧客がより良い成果を創出するうえでそうしたツールが果たす役割は、かつてないほど重要になってきています。

今年のPendomoniumでは、こうした課題を克服することに特化した分科会トラックを用意しました。このトラックの目的は、規模の大小にかかわらずあらゆる規模のチームが既存の投資を最大限に活用し、すでに手元にあるデータを使ってより適切で効率性の高い意思決定を行い、価値を明確に伝えることで高い評価を獲得できるようにすることです。「プロダクト価値の証明トラック(Prove product value track)」では、次のような講演が予定されています。 

  • Relias、SS&C Advent、WEXの3社によるカスタマーパネル:
    3社のリーダーが、プロダクトチームの文化を機能の提供者から完全な顧客体験の提供者へどのようにシフトさせていったかを紹介します。ここでは、なぜこのような変革が重要なのかについて(特に予算が限られている場合に)、また皆様の組織でこうした取り組みを成功させるための戦略について、学ぶことができます。
  • Jared Howell氏(VMware Aria Cost Powered by CloudHealthのプロダクトラインマネージャー):
    チームがどのようにプロダクトアナリティクスデータを活用して、時間とリソースをどこに投資し、どこからは引き上げるべきなのかを判断し、これまでに金額にして7桁分のフィーチャーの最適化と規模の適正化を実現してきたかを説明します。
  • Howie Bienstock(Pendo バリューエンジニアリング担当ディレクター):
    厳しい経済情勢の中でも、プロダクト体験への投資に必要な賛同を得るため、それに役立つ、価値フレームワーク、ヒント、戦略を紹介します。説得力のある価値ストーリーの構成方法や、それを裏付けるためにどのような指標を使えばよいかなど、リーダーシップチームが無視できない内容を学ぶことができます。

Pendomonium 2023の割引チケットはまだ間に合います。早期割引価格でのご登録は7月31日までです。今すぐご登録ください

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