最高プロダクト責任者(CPO)の隆盛

Laura Baverman著 |

3分

 

少し前から、企業は広告に費やしている何百万ドルもの費用を厳しくチェックし、どの投資が実際に成長をもたらしているのか自問するようになりました。古いジョークに「自社のマーケティングの半分はうまくいっているが、どの半分かはわからない」というものがあります。この問いに答えるために何千ものテック系スタートアップが生まれ、その市場規模は現在1,250億ドル以上に達し、最高マーケティング責任者は経営幹部の中で最も注目される役職となりました。

今日に話を進めると、すべての視線はプロダクトに向けられています。本日、Pendoはテクノロジー業界で最もホットな新しい肩書きであるCPO(最高プロダクト責任者)の支援に向けた、1億5千万ドルの新たな資金調達を発表しました。

人々が生活や仕事をアプリの中で行うようになり、プロダクトマネジメントはより重要な意味を持つようになりました。そのため、LinkedInでは最高プロダクト責任者が過去3年間で41%も増加しており、最も急成長している役職の1つとなっています。そして、過去10年間に何十社ものスタートアップ企業が、CPOやプロダクトチームに役立つツールを提供するようになった理由も、ここにあります。これらの企業に対するベンチャーキャピタルの資金は、2016年から2020年にかけて4倍の8億8,500万ドルに達し、2021年にはすでに10億ドルを超えています。もはや最高財務責任者は支払った請求書の数、CPOは提供した機能の数で自己評価すべきではありません。顧客が使いたいと思うプロダクトを開発する必要があり、何を提供すべきかを正確に知るためのツールとインサイトが必要です。

PendoのようなSoR(業務システム)の出現は、専門的なオペレーションチームの増加と密接に関係しています。結局のところ、誰かが新しい技術スタックを運用する必要があります。こうした動きに呼応して、プロダクトオペレーションの専門チームを持つ企業の割合が劇的に増加しています。最新のプロダクトリーダーシップ調査レポートによると、その割合は2020年の20%から2021年には53%に急増しています。

このように、Martech 5000のようなプロダクトチームのためのソフトウェアのスタックが増えています。私たちはこれを「プロダクトスタック」と呼んでいます。

PendoによるCPO(最高プロダクト責任者)の支援

PendoはCPOの隆盛にいち早く期待していました。当社の4人の創業者(全員がプロダクトリーダー)は、2013年にプロダクトチームの記録システムの作成に着手しました。現在、Morgan StanleyやLabCorp、OktaやOpenTableなど2,000社の顧客を持つPendoは、B Capital Groupが主導する新たな資金調達によって、ビジョンを実現し、ソフトウェア定着化を推進するプロダクトチームやIT部門の担当者に向けた最も完全なプラットフォームの構築に向け、日々邁進しています。 

今回の新たな資金は、Pendoのプロダクトチーム向けソリューションや、従業員が業務に必要なソフトウェアを効果的に使用できるようにITチームや人事チームが支援を行う新しいデジタルアダプションソリューションにおいて、より積極的なグローバル展開とイノベーションを実現するために活用される予定です。発表の全文はこちらをご覧ください。

プロダクトチームのための技術スタックの拡大について学べ、他のCPOやプロダクト/ITプロフェッショナルと交流できる、今年のPendomoniumカンファレンスにぜひご参加ください。10月13日~14日にノースカロライナ州ローリーで開催されるライブイベントの参加登録を開始しました。資金調達を記念して、7/27から8/1までコード「SERIESF」でチケットを購入すると、150ドルの割引が適用されます。登録はこちらから。