プレスリリース

中期経営計画のDXソリューションの1つとして PendoがNEC社内基幹システムに採用 〜NEC社内DXの成果としてウェブ画面滞在時間は30%、エラー表示は50%減少〜

Pendo and NEC logos

システム・ソフトウェア利用状況の把握・分析・改善・満足度向上までのサイクルを網羅するプラットフォームを提供しているPendo.io(本社:米国ノースカロライナ州ローリー)の日本法人Pendo.io Japan株式会社(所在地:東京都渋谷区)は、日本電気株式会社(取締役 代表執行役社⾧ 兼 CEO:森田 隆之、東京都港区、以下、NEC)が、2025中期経営計画の中核であるDX推進の一環として、自社の複数の社内基幹システムにPendoを採用したことを発表いたします。導入は今年度から段階的に実施され、Pendo導入の効果としては、従業員が迷うことで長期化する特定画面の滞在時間の約 30%、特定のエラーメッセージの表示の50%を削減することに寄与しています。データによりボトルネックを明確化し、プロセス全体の改善策考案・実施にも活用いただくことによってNEC社内のDXを促進するとともに、NECが取り組んでいる「お客様のDX」、ひいては「社会のDX」への貢献を目指します。

【取り組みの背景と詳細】
PendoとNECは、2022年8月(注1)に協業を開始いたしました。NECによるPendo販売開始に伴いNECサイト内にPendo特設ページ(注2)を立ち上げたほか、社内トレーニングや定期技術勉強会など様々な取り組みを実施しています。直近ではPendo本社の年次イベントへのNEC社員による参加や、国内初の教育事例である金沢工業大学への導入(注3)などが、代表的な両社の取り組みとして挙げられます。このような積み重ねを経てNECは、販売パートナーとしてPendoの販売を強化するとともにNEC内のサポートサービスを拡充し、2027年度までに100社以上の顧客獲得を目指すとしています。

【今後の展望】
現在でも積極的に両社間で実施している技術や製品情報に関する勉強会や交流会などをさらに促進し、グローバルな技術・製品情報を日本のお客様にいち早くお届けできるよう、両社にて努力いたします。具体的にはPendoの認定資格(注4)の日本における拡充や両社のジョイントアクティビティの実施といったより深い協業によって、よりシームレスかつタイムリーな情報共有をし、お客様への情報・技術還元を目指します。

(注1:NEC、米国発デジタルアダプション プラットフォーム「Pendo」を販売開始)
(注2:NECによるPendo紹介サイト)
(注3:Pendoジャパンとして初の教育機関への導入が決定:学校法人 金沢工業大学が運営する「国際高等専門学校」にて活用
(注4)大手SaaS企業を成功に導いた成長戦略“PLG”を学べる「プロダクト主導型認定コース」

【Pendoの機能】
Pendoは、「ソフトウェアを使いやすくするソフトウェア」として、システム・ソフトウェア利用状況の把握・分析・改善・満足度向上までのサイクルを網羅するプラットフォームを提供しています。

◼️対応可能なソフトウェア 
スクラッチで自社開発したソフトウェアから、SaaS形式で導入したソフトウェアまで様々
◼️導入方法 
スニペットや拡張機能による配布。ノーコードでご利用いただけます。
◼️機能概要
1)分析機能:

ユーザー1人1人にパーソナルな体験を提供するためにデータを取得。ソフトウェア・アプリ内のユーザーの行動や特徴、感情を理解することを主目的に分析機能が用意されています。

Pendo analytics: paths and funnels

<分析機能例1:パス分析>
・特定のアプリあるいはアプリをまたがるユーザーの利用状況を可視化
・どのページを開き、どの機能を使ったのか、たどった道(パス)を統計情報として表示
・スタート地点、終着地点を指定して表示可能

Pendo analytics chart

<分析機能例2:複数ソフトウェア・アプリの利用状況>
・社内で利用しているSaaSの利用状況を俯瞰的に把握
・オフィス別、職種別など様々な切り口で利用状況を表示
・対象となるユーザーのセグメントを切り替えながら分析の絞り込みを実施
・課題の仮説を立て、個別のSaaSの利用状況や特定のユーザーの行動を掘り下げる

2)ガイド機能:
分析したデータをもとに、個々のユーザーの行動を最適化するためにナビゲーション。テキストや画像、動画などが利用できます。セグメント別にガイドの出し分け(30日ログインしていないユーザーに、特定機能を使っていないユーザーに、など)が可能です。

Pendoアプリ内ガイド

3)アンケート機能:
実際のユーザーの声や感情を収集するための機能です。定量(NPS, 5段階評価)と、定性 (コメント)の評価を収集できます。こちらも細かくセグメント別に出し分けが可能です。その結果をまた、ソフトウェアの改善に活用することができます。

Pendo in-app guide

Pendoについて
Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供しています。2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、世界8拠点にオフィスを構え、従業員は700人以上。顧客企業はフリー版ユーザーを加えると10,000社を超えており、米Salesforce.comや米Trend Microなど、「フォーチュン500」企業にも多数導入されています。Pendoはコミュニティ活動やイベント、ポッドキャストなどを通じて、世界中のデジタルリーダーの成功を サポートすることを目指しています。2020年11月1日に、Pendo.io Japan株式会社として日本法人を設立。

公式ホームページ:https://jp.pendo.io/about/
Pendoの導入事例詳細:https://jp.pendo.io/customers/
【本件に関する報道関係者様のお問い合わせ先】
Pendoジャパン PR事務局(株式会社イニシャル内)
担当:宮城、東山、菊池、宇治川
Email:pendo_japan_pr@vectorinc.co.jp
TEL:03-5572-6062