カスタマーサクセス

「全員でツールを活用」Raildiary は鉄道建設現場作業員の間での利用・定着化を促進

Raildiaryロゴ

結果

数百人の鉄道建設現場作業員をオンボーディング

Pendo の分析でプロダクトの定着率が倍増

使用されたプロダクト

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鉄道建設業界では、プロジェクトを軌道に乗せることが特に重要ですが、プロジェクトが何マイルにもわたっており、何百人もの労働者が関わっている場合、実行は想像以上に困難です。

Raildiary は、スケジューリング、安全衛生、リソースのデータをリアルタイムで収集するプラットフォームを提供し、オフィスのチームが現場で何が起こっているかをより詳細に把握できるようにします。

創業者の Will Doyle 氏は、世界の鉄道建設業界にはデータとプロジェクトを管理するためのより良い方法が必要だという認識に基づいて同社を設立しました。鉄道インフラ調査員として同氏が現場で勤務していた頃は、昔ながらのペンと紙か、よくてもデジタルの表計算ソフトを使って、手作業で進捗状況を記録したり、現場の課題を報告したりすることが一般的でした。

そのため、プロジェクトに費やした時間と行われた作業を完工時にすり合わせることは困難なプロセスであったと彼は言います。あるプロジェクトに関して特に面倒な報告を行った後、懲り懲りした同氏はこのプロセスを自動化するツールを作ることにしました。

Raildiary のプロダクトの成功の如何は、現場でアプリを使用する作業員にかかっています。作業員は、アプリを使用してデータをリアルタイムで収集および報告します。アプリの導入も行われず、データも集まらないようであれば、大問題です。

多くの場合、このソフトウェアを使用するように求められるのは鉄道建設業界のベテラン作業員ですが、彼らには Raildiary のようなアプリを使用した経験が非常に少ないと Doyle 氏は言います。Pendo のガイドを使うことで、アプリのインストールや使い方を覚えるまでのプロセスを作業員に素早く完了してもらうことができるようになりました。

作業員がアプリを使用すると、Raildiary は Pendo を使用して使用データを取得し、ユーザーが行き詰まったり混乱したりしている箇所を見つけ出します。そして、アプリ内メッセージを展開して、ユーザーがそれらの困難を克服し、ナビゲーションをより効率的に行えるようにします。

第一の指導方法としてガイドを使用することで、チームはサポートを提供するのではなく、新しい機能を構築することに集中できるようになります。また、届いたサポートへの問合せには、実際にすぐに対応が必要な問題が反映されている傾向があります。

「特定の要素を行うのにどれだけの時間がかかるか、さらに行き詰まったり多くの時間を費やしているポイントを理解できるようになりました」と同氏は言います。「こうしたデータを利用してセクション全体を自動化し、迅速で簡単な操作を実現することで、ユーザーのつまづきを回避しています。」

Raildiary のプロダクト責任者である Emma Nutbeem 氏は、例えば、特定のフォームの 7 番目のセクションで多数のユーザーがどのように行き詰っているかを検出するといった非常に詳細なレベルで、Pendo の使用データを利用できていると述べています。「手作業で時間を入力しなければならなかったため、その手入力にフォーム全体にかかる時間の半分近くを費やしていました。」と彼女は言います。

開発者はすぐに、この部分の入力を自動化してボトルネックを解消するアルゴリズムの構築に取り掛かりました。こうした洞察を迅速な対応と組み合わせることで、完全に解約する危険にさらされていた主要プロジェクトを救済することができたと Doyle 氏は言います。

「ユーザーのために機能していなかったプロジェクトが今や120人のユーザーを抱えるプロジェクトへと変化し、年間100万ポンド以上の付加価値を生み出すようになりました」と彼は言います。「Pendo から得たデータを利用して、障壁や問題点、課題を解決することができました。」

Nutbeem 氏によると、Raildiary は、Pendoを使用して、シフト入力を完了するためにログインしていないユーザーを特定し、シフト開始直前にリマインダーとしてタスクへのリンクを記載したテキストメッセージを送信することで、プロダクトの定着率を高めることにも成功しました。その月の定着率は22%から44%に倍増しました。

このソフトウェアの分析機能により、Doyle 氏は、Raildiary を使用することで手作業でのレポートよりも時間を節約していることを示した Pendo のデータをお客様に提示し、ROI を証明することができます。「[クライアントの]スタッフのシニアメンバーは、データのレベルが高く、事実をすぐに確認できることが気に入っています」と同氏は言います。

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