プレスリリース

Pendo、新たに最高プロダクト責任者(CPO)を任命 第3四半期に従業員数800人を突破する急成長

契約件数が昨年度第3四半期から60%以上増加

企業向けにソフトウェア・アプリの定着化ソリューションを提供しているPendo.io(本社:米国ノースカロライナ州ローリー、以下Pendo)は、2021年11月18日に2021年第3四半期(2021年7月1日から9月30日まで)のハイライトを発表しました。主要な成果として、売上高と顧客数の大幅な増加、プロダクトの機能強化、複数の重要なパートナーシップ締結、新しい投資家からの資金調達、およびチームの業績などを発表しました。現在、Pendoの従業員数は全世界で800人にのぼります。 

また、最高プロダクト責任者(CPO)としてTrisha Priceが着任したことも発表しました。Trishaは最近まで、クラウドバンキングプラットフォームを提供する上場企業のnCino社で最高イノベーション責任者(CIO)兼最高プロダクト責任者(CPO)を務めていました。

「プロダクトリーダー向けの最先端のプラットフォームを率いる新しいプロダクト責任者を迎え入れられたことを非常に嬉しく思います。Trishaは素晴らしいエネルギーに溢れており、急速に成長するスタートアップ企業と伝統的な企業の両方でイノベーションを起こしてきた知識と経験を持ち合わせています。ユーザーの行動を理解し、プロダクトの定着化を促進するための最先端プラットフォームを顧客に提供し続けるために、研究開発を加速してくれることを期待しています」と、Pendoの創業者兼最高経営責任者のTodd Olsonは述べています。

今期のハイライト: 

収益と顧客ベースの増加:この四半期の成長は、既存顧客からの売上増加や、Pendoのモバイル、フィードバック、デジタルアダプションソリューションの急激な売上増加によって実現しました。Pendoは同四半期で181社の新規顧客を獲得しました。新規顧客には、Veriforce、Camp Gladiator、monday.com、Cin 7、Huboo、CFG Bank、Seven Lakes Technologies、Talkwalker、New England Center for Childrenなどがあります。

Pendomonium:Pendo主催の年次イベントである「Pendomonium」では、プロダクト部門、IT部門、デジタルトランスフォーメーション部門のリーダーら500人以上が、ローリーのビジネス街にある屋外会場に集まり、オリンピック選手のLolo Jones氏やRingの創業者でチーフインベンターのJamie Siminoff氏による基調講演のほか、Pendoの顧客、エグゼクティブ、プロダクトエキスパートによる多くのセッションが行われました。

イベントにおいてPendoは、次のようなプロダクトの機能強化を発表しました。 

  • Pendo Simon:プロダクトチームが膨大なデータセットからパターンを特定し、インサイトを導き出すことを可能にする新しい機械学習機能です。
  • スマートフィードバック:Pendo Simonを搭載したPendo Feedback新機能トピック(Topics)を使って、企業は顧客の機能リクエストから自動的にトピックやトレンドを抽出することができます。リクエストはPendoロードマップと統合されているため、プロダクトチームは顧客のフィードバックをロードマップの取り組みに紐付け、提供予定の機能についてより説得力のある伝え方ができます。
  • コラボレーション可能なPendoダッシュボード:ダッシュボードの一連の機能強化により、プロダクトチームは組織の垣根なく簡単に共同作業を行うことができます。ダッシュボードをカスタマイズしたり共有したり、他のプロダクトマネジメントツールを埋め込んだり、ダッシュボード内に注釈を付けてプロジェクトに関するコンテキストを表示することが可能です。
  • モバイル版Pendo Free:現在2,100社以上が導入しているPendo Freeをベースに、モバイル版Pendo Freeでは、プロダクトチームがあらゆるモバイルアプリにPendoのアナリティクスとアプリ内ガイダンス機能を展開できます。
  • Pendo Adoptの刷新:Pendoのデジタルアダプションソリューションの新バージョンには、職場のソフトウェアが従業員にどれほど定着しているかを企業が測定できるアナリティクスや、アプリ内で従業員のオンボーディング、トレーニングおよびコミュニケーションを可能にするための機能が含まれています。

パートナー:Pendoは同四半期において、新たに3つの企業とパートナーシップを結んだことを発表しました。G2とのインテグレーションにより、Pendoのお客様は、有機的で信頼性の高い包括的なユーザーレビューをアプリ内で収集できます。Grant Thornton社との戦略的パートナーシップにより、Pendoのソリューションとソートリーダーシップを、トップレベルのアドバイザリー企業と取引する企業や政府機関に広げることができます。また、PendoはGoogle Cloud Marketplace上でリリースされた最初のプロダクト定着化プラットフォームになりました。Google Cloud Marketplaceは、企業がGoogleプラットフォーム上で動作するソフトウェアを迅速に見つけてデプロイできる、調達および配送プラットフォームです。

セカンダリー投資:Thoma Bravo社は、Pendoに対して1億1,000万ドルのセカンダリー投資を行い、テンダーオファー(株式公開買い付け)の一部として従業員や初期投資家が売却した株式を購入しました。株式購入額は、最新の評価額である26億ドルをベースにしています。既存の投資家であるBattery Ventures社もこのラウンドに参加しました。

グローバルでの成長:Pendoは同四半期に、オーストラリアにおける最初の従業員を含む146名を採用しました。日本では、マクニカ社とチャネル開拓のためのパートナーシップを締結し、日本能率協会マネジメントセンターおよびWiley & Sons社と提携して、日本語版の『プロダクト・レッド・オーガニゼーション 顧客と組織と成長をつなぐプロダクト主導型の構築(The Product-Led Organization: Drive Growth by Putting Product at the Center of the Customer Experience)』を出版しました。日本の書店で購入が可能です。

新しいエグゼクティブ:TrishaとともにPendoのエグゼクティブチームに参画するのは、セールスプロダクティビティ担当副社長のBrian Mikkelson、コマーシャルセールス担当副社長のCatie Ivey、ビジネステクノロジー担当副社長のEnrique Jenkinsです。

受賞歴:Pendoは、北米で最も急成長しているテクノロジー企業の年間ランキングであるDeloitte社のテクノロジーFast 500において、第174位にランクされました。Pendoはニューズウィーク誌の「Most Loved Workplaces 2021」に選出されました。G2は2021年秋のデジタルアダプションとプロダクトアナリティクスのリーダーにPendoを指名しました。また、PendoはNC Tech Awardsでソフトウェアカンパニー・オブザイヤーを受賞しました。

Pendoについて

Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供しています。2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、世界7拠点にオフィスを構え、従業員は950人以上にまで拡大。顧客企業は、米Salesforce.comや米Trend Microなど2000社を超えており、「フォーチュン500」企業にも多数導入されています。Pendoはコミュニティ活動やイベント、ポッドキャストなどを通じて、世界中のデジタルリーダーの成功を サポートすることを目指しています。2020年11月1日に、Pendo.io Japan株式会社として日本法人を設立。公式ホームページ:jp.pendo.io/about