ベストプラクティス

お客様がPendo AIを実際に使用している3つの方法

創造力次第で、Pendo AIの可能性は無限大です。お客様の使用事例を参考までにご覧ください。

AIを搭載したさまざまなプロダクトが毎週リリースされる中、このテクノロジーが実際にもたらす影響については懐疑的になりがちです。さらに、多くのAI/MLツールは、その価値を非常にわかりにくい形で主張しているため、優れたツールの判断には時間がかかり、信頼感も失われがちです。

しかし、本当に価値のあるAI/MLツール実在し、プロダクトマネージャー(PM)が創造性の新たな領域に踏み出すのに役立ちます。雑用が減り、ミスが減り、顧客に費やす時間が増え、全体的によりスマートな意思決定が可能になります。これがPendo AIで弊社が目指していることであり、お客様はすでに非常にクリエイティブな方法でこれを実現されています。

Pendo AIを使い始める3つの方法

このニュースをまだ耳にされていない方のためにお知らせしますと、Pendo AIはZelta AIの買収によりさらに進化しました。Zelta AIは、150を超えるソースからのデータを活用して顧客インテリジェンスとプロダクトを強化するインテリジェントなフィードバックハブです。

これがお客様の成果につながる可能性に期待を抱きつつ、Pendo AIですでに出ているよい成果についても振り返っています。ここでは、お客様の事例からヒントを得て、チームがこれらのツールを実際に使用する3つの方法を見てみましょう。

1. 無駄のないプロダクトディスカバリーと顧客インテリジェンスプログラムを実行する

顧客フィードバックは最も貴重なインスピレーションの源ですが、フィードバックが多すぎると混乱に陥り、価値ある投資にたどり着くどころか誤った方向に向かってしまうことがあります。規模が大きくなっても、ユーザーの声に耳を傾けることを忘れてはなりません。 

そのため、ESOのUXディレクターであるMarie-Therese(MT)McCannは、PendoリッスンとPendo AIを使用しています。AIを活用した要約、アイデアの提案、データの標準化により、ユーザーフィードバックプログラム実行の効率化とトリアージの排除を実現し、PMが顧客と過ごす時間を増やすためのツールが手に入りました。

「弊社のプロダクトチームは統合の強化に取り組んでいるので、提案されているフィードバックやリンクを確認できるのは本当に便利です。AIは、何千ものフィードバックの断片をすべて見渡すことができるため、人間なら数週間、数か月、数年かかるようなことを実にうまく処理することができます。」

– MT McCann氏、UX担当ディレクター、ESO

また、Pendoのお客様は、フィードバックだけでなくディスカバリーも簡素化しています。 

AI活用のおすすめのリプレイを使用すると、PendoユーザーはPendoセッションリプレイ内の貴重な視覚データを分析できます。ユーザーは、トレンドの使用状況やレイジクリックに関するデータに基づいた生成インサイトを利用できるようになり、重要なリプレイをワンクリックで視聴できる候補が表示されるようになりました。 

2. アプリ内ガイドのアイデア出し、作成、翻訳

アプリ内メッセージの計画と作成(特に海外のユーザー向け)は、プロダクト、顧客サポート、マーケティングチームにとって大きな課題です。アプリ内ガイダンスの対応を開始するのが最も難しい箇所ですが、Pendo AIが正しい方向へ向かえるようお手伝いをします。

Pendo AIを使用すると、顧客は数回クリックするだけでアプリ内ガイドを計画、生成、翻訳できます。ここでは、お客様がこれらのツールをどのように使用しているかをご紹介します。 

  • プロダクトドキュメントをアプリ内メッセージに変換。PMは詳細なプロダクトコンテンツを貼り付けてアプリ内アップデートを共有し、AIによってこれを効果的なコンテンツに変換できます。
  • 従業員向けのユースケースのコンテンツを作成。Salesforceでの見積の作成やWorkdayでのパスワード変更は面倒で時間のかかる作業です。Pendo AIガイド作成に従業員が習得すべきワークフローについて尋ねれば、出発点をお伝えします。
  • メッセージを79言語へ翻訳。コンテンツの翻訳には、高価で時間のかかるローカライゼーション会社、低速の翻訳ツール、または市場内のチームが必要となります。これをスピードアップするために、Pendoのお客様はPendo AIを使って潜在的な問題点を発見し、現地語でガイドを自動生成し、AIにアプリ内でコンテンツを翻訳させています。

Nelnetのデザイン・アナリティクス担当マネージャーのLiz Feller氏は、同社のプロダクトをグローバル展開し、Pendo AIを使ってガイド翻訳にかかる時間を80%短縮しました。

「AIローカライゼーションにより、時間を大幅に節約できます。以前は、1ステップガイドごとに10分かかっていました。Pendo AIのおかげで、コンテンツを2分以内に翻訳することができ、.xliffファイルを使用して保存するための追加のプログラムも必要ないため、多くのPMが翻訳を使えるようになりました。」

– Nelnet、デザイン・アナリティクス担当マネージャー、Liz Feller氏

3. 思いがけない場所でインサイトを発見

優れた分析には時間がかかり、人間は習慣的な生き物であるため、標準的な考え方から抜け出すのは難しい場合があります。長年続けてきたことであればなおさらです。しかし、優れたAIがあれば、プロダクトの使用状況分析をスピードアップし、意外な場所でインサイトを引き出すことができます。 

今年、弊社はPendo Analyticsに2つの主要機能を追加しました。これは、プロダクト主導の成長(PLG)チームに、成長を加速するために必要なすべてのツール(アイデンティティ管理とジャーニー内のワークフロー提案)を提供するものです。 

「これらのツールは、グロースチームにとってのチートコードとなります。アイデンティティ管理を使用して、匿名の訪問者を顧客に変える要素を理解し、AIを活用したワークフロー提案を使用してユーザージャーニーを改善しました。」

– Maxwell Troop、成長プロダクトマネジメントディレクター、Pendo

これらのAIを活用したインサイトは、PLGに関心のあるユーザーだけを対象としたものではありません。Pendoのお客様は、変更管理からコンプライアンスの改善まで、社内ワークフローの摩擦点を明らかにするためにワークフローの提案も活用しています。従業員の間の定着化からプロダクトの登録まで、インサイトはPendo AIの中核となる要素です。

今後も広がるPendo AIの活用機会

AIがパーソナライゼーション、自動化、生産性の新時代の到来を告げる中、弊社はお客様にとって意味のあるビジネス上の問題を解決することに焦点を当てたツールの構築に注力しています。

Pendo Oneを支える強力なAIは、Pendoのビジョンの一部に過ぎません。弊社は、お客様の体験を真にパーソナライズする新しいスタンドアロンのAIプロダクトに取り組んでいます。最新情報を入手するには今秋開催のPendomonium 2024にぜひご参加ください。