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プロダクトロードマップ

顧客、見込み客、パートナー、内部関係者とのコミュニケーションを促進するための、プロダクトの方向性についての視覚的な概要。

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プロダクトロードマップとは何ですか?

プロダクトロードマップは、顧客、見込み客、パートナー、内部関係者とのコミュニケーションを促進するための、プロダクトの方向性についての視覚的な概要です。

ロードマップは、ユーザー調査や関係者のフィードバックに基づき、プロダクトの目指す方向性や主要なフィーチャー、および将来的な取り組みの概要を示すものです。 

プロダクト主導型組織にとって、プロダクトロードマップの主な目的は、近い将来のプロダクト開発の方向性を定義し、伝え、ガイドすることです。これにより、すべての関係者の期待に応えるための開発努力の成功が促進されます。ソフトウェアプロダクトによるデジタルトランスフォーメーション(DX)に関しては、このようなロードマップは、社内使用のために開発されたソフトウェアにも、社外の消費者に販売するためのソフトウェアにも同様に適用されます。

プロダクトロードマップドキュメントは、プロダクトのビジョン、意図する方向性、優先順位を長期的にマッピングし、ガイドするものです。

ロードマップを作成することで、すべてのチームがプロダクト目標に向けて足並みを揃え、関係者に計画を効果的に伝え、ユーザーに最大の価値をもたらすフィーチャーを優先することができます。よく練られたプロダクトロードマップは、最終的に、プロダクト開発への協力的で戦略的なアプローチを促進し、より良好な結果につながります。


プロダクトロードマップはどのように使われるのですか?

プロダクトロードマップは、コミットメントの表明や詳細な「契約」ではなく、プロダクトの現在意図され理解されている一般的な方向性を示しますが、市場やビジネス状況の変化に応じて変更できなければなりません。この精神に基づき、プロダクト主導型組織は、プロダクトロードマップを生きた文書、つまり頻繁に変更される、ある時点のスナップショットと捉える必要があります。時間が空くほど、コミットメントの信頼性は低くなります。

たとえば、3か月先のロードマップ項目であれば比較的コミットメントに近いかもしれませんが、6か月、9か月、12か月の範囲では徐々に信頼性が低くなります。同様に、ロードマップで提供される詳細レベルは、期間が長くなるにつれて低下します。早い時期(現在に近い時期)ほど、ロードマップのフィーチャーや機能が具体的です。対照的に、後の範囲(さらなる将来)では、これから起こることを広いテーマで概観することができます。


プロダクトロードマップはプロジェクト計画とどう違うのですか?

どちらもプロダクト開発には欠かせないツールですが、プロダクトロードマップとプロジェクト計画は、その目的も、詳細のレベルも異なります。プロダクトロードマップは、細部にとらわれることなく、プロダクトの全体的なビジョンと戦略的テーマに焦点を当てた概要的な視点を取ります。

プロダクトロードマップ

プロダクトロードマップは、プロダクトの方向性と戦略的テーマの全体像を示すものです。将来の開発の「対象」と「理由」に焦点を当て、長期的な目標や取り組みを概説します。プロダクトジャーニーを導く羅針盤のようなものだと考えてください。

  • 焦点:ビジョンとテーマ
  • 詳細度:広い視点
  • タイムライン:長期
  • オーディエンス:広い対象 – 社内外

プロジェクト計画

一方、プロジェクト計画は、ロードマップの中で1つのプロジェクトを実行する際の具体的な詳細に焦点を当てます。特定の目標を達成するための「方法」を定義するもので、完了に必要なタスク、タイムライン、リソース、依存関係が概説されています。ロードマップの国にある特定の都市の詳細地図のようなものです。

  • 焦点:タスクの実行
  • 詳細度:非常に詳細
  • タイムライン:特定のフィーチャーについて短期的に
  • オーディエンス:社内 – プロジェクトチーム

プロダクトロードマップは通常、概要的なものですが、オーディエンスによって提示する詳細度を調整することができます。たとえば、顧客には全体的なビジョンを示す簡略化されたロードマップを提示する一方で、社内チームにはより具体的なものを提示したい場合があります。


プロダクトロードマップがプロダクト開発の成功に不可欠なのはなぜでしょうか?

プロダクトロードマップは、プロダクト開発を成功させるための基礎となる要素です。明確に定義されたロードマップは、戦略的な方向性を示し、チーム間の明確なコミュニケーションを確保し、プロダクト目標に沿った調整を促進します。これらはすべて、効果的な変更管理に不可欠です。明確に定義されたロードマップは、ユーザーに価値を提供し、ビジネス目標を達成するプロダクトを開発するための戦略的アプローチを促進します。

戦略的方向性:プロダクトロードマップは、羅針盤のようにプロダクトの全体的なビジョンを定義し、長期的な目標を達成するための明確な道筋を確立します。この定義により、全員がプロダクトの方向性を一致させ、同じ目標(優れたユーザー体験の提供など)に向かって取り組むことができるようになります。

明確なコミュニケーションとコラボレーション:ロードマップは、コミュニケーションの中心的なハブとして機能し、すべてのチームの透明性と理解を促進します。全員がプロダクトの優先順位、今後のフィーチャー、タイムラインについて共通の認識を持つことで、混乱がなくなり、開発への協力的なアプローチが促進されます。

プロダクト目標に沿った連携:ロードマップ上のフィーチャーや取り組みを可視化することで、最初に何を開発すべきかについて、情報に基づいた意思決定を行うことができます。優先順位付けのフレームワークを使用することで、重要度の低いフィーチャーの優先順位を下げながら、ユーザーとビジネスに最大の価値をもたらすフィーチャーに開発を集中させることができます。


プロダクトロードマップのコア(主要)となる機能とは?

プロダクトロードマップは、プロダクトジャーニーを導く羅針盤のようなものだと考えてください。これで、プロダクトの全体的なビジョンが定義され、主要なフィーチャーと取り組みの概要が示され、開発のタイムラインが決まります。ロードマップには、次のいくつかの重要な機能があります。

コミュニケーション

ロードマップは信頼できる中心的な情報源として機能し、以下を共有することで、チーム(プロダクト、開発、マーケティングなど)間の明確なコミュニケーションを促進します。

  • プロダクトビジョン:誰もがプロダクトの長期的な方向性と目標を理解し、足並みを揃えることができます。
  • フィーチャーの優先順位:チームが、各段階で最も重視すべきフィーチャーを理解できます。
  • 取り組みのタイムライン:各部署が、ロードマップの今後のフィーチャーや取り組みのタイムラインに基づいて作業計画を立てることができます。

計画

ロードマップは、戦略的目標とユーザーのニーズに基づいてフィーチャーを計画し、優先順位を付けるのに役立ちます。たとえば、ロードマップを使って次のようなことを実施できます。

  • ビジネス目標と整合させる:全体的なビジネス目標の達成に貢献するフィーチャーを確認できます。
  • ユーザーの課題に対処する:ユーザーからのフィードバックやPendoリッスンなどのツールで収集したデータに基づいて、フィーチャーの優先順位を決定できます。
  • リソースを計画する:ロードマップの優先順位付けされたフィーチャーとタイムラインに基づいて、効果的にリソースを配分できます。

優先順位付け

ロードマップを可視化することで、何を最初に開発し、何を待つべきかについて、情報に基づいた決定を下すことができ、次のことが可能になります。

  • 影響の大きいフィーチャーに集中する:ユーザーとビジネスに最も価値をもたらすフィーチャーを優先できます。
  • 依存関係を管理する:フィーチャー間の依存関係を特定し、それに従って開発を計画できます。
  • 変化に適応する:市場の変化やユーザーの期待やフィードバックを反映して、柔軟に優先順位を調整できます。

プロダクトロードマップを使用するのは誰ですか?

プロダクトロードマップは、企業内外のプロダクト開発ライフサイクルに関わるチームや関係者にとって貴重なツールです。

プロダクトマネージャー:プロダクトマネージャーは、ロードマップを利用してプロダクトビジョンを定義し、ユーザーのニーズと戦略的目標に基づいてフィーチャーの優先順位を付け、社内外の関係者に進捗状況を伝えます。

開発者:ロードマップが、今後のフィーチャーやそれらの依存関係についてのインサイトを提供するため、開発チームはより良い計画を立て、効果的にリソースを配分し、潜在的な課題を予測して対処できるようになります。

設計者:ロードマップに説明されているプロダクトビジョンとフィーチャーの優先順位を理解することで、設計者は情報に基づく設計上の決定をプロダクト戦略全体に沿って行うことができます。

マーケティング担当者:マーケティング担当者は、ロードマップを使用してマーケティングキャンペーンを今後のプロダクト施策と連動させ、よりターゲットを絞ったメッセージを作成し、プロダクトリリースを効果的に計画できます。

経営幹部:経営幹部は、ロードマップを通じてプロダクトの方向性と将来性を概要レベルで把握し、プロダクトとビジネス目標との整合性を評価し、戦略的な意思決定を行うことができます。

社外関係者:プロダクトロードマップは社内で使うためだけのものではありません。ビジネスパートナー、リセラー、顧客も「今後の予定」を知ることでメリットを得られます。この透明性により、パートナーはチーム(開発者、営業、マーケティング)を今後のプロダクトの変更に備えさせることができます。また、顧客は今後の変更がユーザーと内部プロセスにどのような影響を与えるかを予測し、移行戦略を計画してスムーズな移行を確実に行うことができます。


プロダクトロードマップの2つのタイプとは?

プロダクトロードマップには大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれに明確な目的があります。

社内ロードマップ(チームコミュニケーションのための詳細なもの):社内ロードマップは通常、より詳細で、特定のフィーチャー、ユーザーストーリー、開発タイムラインを概説しています。これらは、開発チームやプロダクトマネージャーが社内で使用することを目的としています。社内ロードマップのサブタイプには、技術的な取り組みに焦点を当てた開発ロードマップや、プロダクトのリリースに沿ったマーケティングキャンペーンを詳述したマーケティングロードマップなどがあります。

社外ロードマップ(概要レベル、顧客とのコミュニケーション用):顧客や一般の人々と共有される社外ロードマップは、プロダクトの将来的な方向性や今後のフィーチャーの利点について、より広い視野を提供します。具体的な期限やフィーチャーの詳細は避け、全体的なプロダクトビジョンに焦点を置く必要があります。

プロダクトロードマップには何を含めるべきですか?

プロダクトロードマップは、社内外の関係者にプロダクトの将来に関する包括的な概要を提供する必要があります。ここでは、考慮すべき次の4つの重要な要素を紹介します。

  1. 目標と目的:プロダクトの包括的な目標と目的を明確に定義します。これらの目標をお客様の声(VOC)調査を通じて特定されたユーザーのニーズと一致させることで、ユーザーの課題に真に対処するフィーチャーを開発できるようになります。
  2. 取り組みとテーマ:プロダクトの目標をより大きな取り組みやテーマに細分化します。これらの取り組みは、Pendoリッスンなどのツールを使用したプロダクトの発見に基づいて決定される必要があります。Pendoリッスンは、ユーザーフィードバックを収集して分析し、改善の機会を特定します。ユーザーの行動とフィードバックを理解することで、適切な改善領域に取り組んでいることを確認できます。
  3. フィーチャーとエピック:社内ロードマップでは、ユーザーに価値をもたらす特定のフィーチャーやエピック(大規模なユーザーストーリー)に、取り組みをさらに細分化します。
  4. タイムライン:ロードマップのタイムラインを設定します。社内の計画には具体的な日付の方が役立ちますが、社外とのコミュニケーションでは柔軟性を保ち、状況の変化に適応するために、範囲やマイルストーンを使用することを検討してください。

プロダクトロードマップを作成する際に避けるべきよくある間違いとは?

どんなに良い意図があっても、的外れなロードマップになることがあります。ここでは、プロダクトロードマップを作成する際のよくある間違いと、それを避ける方法を紹介します。

  • フィーチャーのリストと考えている:ロードマップは、必要なフィーチャーをすべて網羅したリストであってはなりません。フィーチャーの背後にある「理由」に焦点を当て、そのフィーチャーが解決しようとしている目標とユーザーの問題を概説したものにします。
  • ユーザーを重視していない:無からは何も生み出すことができません。ロードマップにユーザーのニーズと優先順位が反映されるようにしましょう。Pendoリッスンなどのツールを使用してユーザーフィードバックを収集し、ユーザーの課題を理解します。
  • タイムラインが非現実的:過度に野心的な期限を設定すると、フラストレーションが生じ、期待を裏切ることになります。フィーチャーの開発に必要な時間とリソースについては、現実的に考えましょう。
  • 柔軟性が欠如している:ソフトウェアを取り巻く環境は常に進化しています。変化する市場環境やユーザーフィードバック、新たな機会に適応できないような硬直したロードマップを作成することは避けてください。
  • コミュニケーションが不足している:ロードマップは、全員が理解してこそ価値あるものになります。定期的に最新情報を伝えて関係者全員の足並みを揃え、視覚的な表現を使い、専門用語を多用せず、すべてが明確になるようにしましょう。
  • 依存関係を軽視している: フィーチャー間(または他のプロジェクトの取り組み)の依存関係を考慮しないと、開発の障害につながる可能性があります。円滑な開発プロセスを確保するため、依存関係を特定し、計画を立てます。
  • 関係者の意見を無視している:エンドユーザーの重視は極めて重要ですが、社内やパートナーからの意見を軽視してはいけません。営業チームやマーケティングチームなど、さまざまな関係者のニーズを考慮しつつ、ユーザーニーズとビジネス目標に基づいて優先順位を付けましょう。
  • 優先順位付けが不十分:すべてのフィーチャーに同等の優先順位を付けると、開発作業が分散してしまいます。ユーザー分析お客様の声(VOC)のデータ、フィーチャーの優先順位付けフレームワークを適用して、最も価値の高いフィーチャーに焦点を当てましょう。
  • 全体像を見落としている:細かいことにこだわりすぎないでください。プロダクト全体のビジョンと戦略的方向性に焦点を合わせて、ロードマップの概要を描きましょう。

このようなよくある間違いを意識することで、明確で、実行可能で、プロダクトを成功に導くプロダクトロードマップを作成できます。


お客様の声(VOC)のデータを使用して、ロードマップ項目に優先順位を付けるにはどうすればよいですか?

お客様の声(VOC)データを活用してプロダクトロードマップの優先順位を付けることは、ユーザーに最大の価値をもたらすフィーチャーに重点を置くために不可欠です。次のようなさまざまなツールやテクニックが意思決定の指針となります。

優先順位付けのフレームワークが、ロードマップ項目の評価に役立ちます。たとえば、MoSCow(必須(Must-Have)、推奨(Should-Have)、可能(Could-Have)、先送り(Won't-Have))やRICE(リーチ(Reach)、インパクト(Impact)、信頼度(Confidence)、労力(Effort))などです。これらのフレームワークは、ユーザーの価値、開発労力、ビジネスへの影響といった要素を考慮しています。

VOCデータを収集して分析するツールは、ロードマップ項目の優先順位付けにおいて重要な役割を果たします。たとえば、Pendoリッスンは、ユーザーフィードバックアンケート、セッション記録、ヒートマップなどのフィーチャーを使用してVOCデータを収集して分析し、ユーザーのニーズ、課題、フィーチャーリクエストに関する貴重なインサイトを提供します。VOCデータを優先順位決定プロセスに統合することで、ユーザーの問題に直接対処するフィーチャーを確実に開発できます。

 

短期的な成果と長期的なビジョンのバランスを取ることが重要です。目先のユーザーニーズに対応する一方で、長期的なプロダクトビジョンも念頭に置く必要があります。ユーザー体験を向上させる短期的な成果(バグ修正など)と、VOCのインサイトに基づく長期的な目標に沿ったより重要なフィーチャーとを組み合わせて優先順位を付けることを検討しましょう。


プロダクトの発見は、どのようにロードマップ開発に反映されるのでしょうか?

プロダクトの発見は、フィーチャーを開発する前の重要なステップです。実際の問題を解決するフィーチャーを確実に開発するには、ユーザーのニーズや課題を理解する必要があります。プロダクトの発見がロードマップの開発にどのように影響するかを次に示します。

ユーザーのニーズを理解する:何かを開発する前に、ユーザーが実際に何を必要としているのかを理解する必要があります。Pendoリッスンは、ユーザー調査を促進し、使用パターンを分析し、改善すべき領域を特定することで、プロダクトの発見を支援します。行動パターンや課題を明らかにすることで、ユーザーの実際の要望やニーズに直接対応するフィーチャーを満載したロードマップを作成できます。


プロダクトロードマップを最新の状態に保つには?

健全なプロダクト環境は常に進化しています。次の提案に従って、プロダクトロードマップを現状に合った最新で関連性のある状態に保ってください。

定期的なレビュー:市場の変化やユーザーフィードバック、ビジネス目標を反映するために、ロードマップの定期的なレビュー(四半期ごとなど)を予定します。

学習に基づいた調整: Pendoリッスンのようなツールを活用して、ユーザーフィードバックやプロダクト使用状況データから新しいデータやインサイトを収集したら、恐れずにそれに応じて優先順位やタイムラインを調整しましょう。

柔軟性の維持:どのようなソフトウェアプロダクトであっても、そのライフサイクルの間には、不測の事態が起こり得ます(実際に発生します)。プロダクトロードマップは、こうした状況に対応できる柔軟性を備え、人もプロダクトも変化に迅速に対応できる俊敏性を維持する必要があります。


明確で効果的なプロダクトロードマップを作成するためのベストプラクティスとは?

よく練られたプロダクトロードマップは理解しやすく、全員の足並みが揃い、状況の変化に適応します。ここでは、従うべき4つのベストプラクティスを紹介します。

  • 明確かつシンプルに:ロードマップは明確かつ簡潔に保ちましょう。誰もがロードマップの要点を理解できるよう、ビジュアルを使い、過度な専門用語は避けてください。
  • 全体像に焦点を当てる:重要なマイルストーンの概要を説明する一方で、極めて細かい部分よりも全体的なプロダクトビジョンと戦略的方向性を優先します。
  • 柔軟性と適応性を受け入れる: プロダクトの状況は変わりやすいものです。新たな学習や優先順位の変更に基づいて、ロードマップを適応させる準備をしておいてください。
  • 一貫した(かつ継続的な)コミュニケーション: ロードマップのアップデートをすべての関係者に効果的に伝えましょう。この透明性により、賛同者が増え、全員が同じ認識を持つようになります。

企業はプロダクトロードマップをどのように管理していますか?

プロダクトロードマップの作成と管理を行うための商用ツールは数多くあります。Pendoは、Aha!、ProdPad、ProductBoard、ProductPlanなどのベンダーと同様に、この分野でいくつかの機能を提供しています。

多くの企業では、いまだにPowerPointやConfluenceなどの汎用ツールを使用してプロダクトロードマップの作成と管理を行っていますが、時間の経過とともにドキュメントが更新され、異なるオーディエンスに合わせて変更されたりするため、扱いづらくなっていることがよくあります。たとえば、Black Diamondは、Pendo Feedbackを使用して、ロードマップ作成と顧客フィードバック収集のプロセスを完全に再設計し、時代遅れのスプレッドシートをなくして自動化のレイヤーを追加しました。


プロダクトロードマップツールには何を求めるべきでしょうか?

プロダクトロードマップツールは、ロードマップの管理と視覚化に多くの利点があります。ロードマップの作成や管理において可能な限り最高の体験を提供するために、次のようなものが提供されるはずです。

整理と視覚化機能の向上:ロードマップツールは、タイムライン、依存関係、フィーチャーの詳細を視覚化しやすくするために、ロードマップ情報を整理するための専用のスペースを提供します。

コラボレーション機能:ロードマップツールには、ロードマップに関するリアルタイムの更新とディスカッションを可能にする、チームコラボレーションを促進する機能が備わっています。

ロードマップ管理を補完するツールとのインテグレーション:プロダクト体験プラットフォームとシンプルかつ直接に統合し、プロダクトの発見、ユーザーフィードバック、プロダクトの定着化、およびPendoが提供するその他の重要な機能を提供するロードマップツールの使用を検討してください。ロードマップツールを使用すると、VOCデータと使用状況分析(Pendoリッスン経由で利用できるものなど)をロードマップに直接つなぐことができ、プロダクトの意思決定に役立て、ユーザーのニーズに基づいてフィーチャーに優先順位を付けることができます。


プロダクトロードマップを作成し、軌道に乗せるために、Pendoはどのように役立ちますか?

Pendoリッスンは、ユーザーリサーチの実施、使用パターンの分析、ユーザーフィードバックやセッションリプレイなどのフィーチャーによって機会の特定を行うツールを通じて、より良いプロダクトの発見を支援します。Pendoリッスンを通じて明らかになったユーザーのニーズを取り入れることで、ユーザーにとって本当に重要なものをロードマップに反映させることができます。

  • AIを活用したフィードバック分析: Pendoリッスンはロードマップの優先順位付けに役立つ、貴重なVOCデータを収集します。最も価値を提供し、重要なユーザーニーズに対応するフィーチャーを優先します。
  • アイデアをロードマップに昇格できる:Pendoリッスンはロードマップとフィードバックデータを統合するため、有望なアイデアをプロダクトロードマップに直接プッシュし、ユーザー主導のインサイトを計画に簡単に追加できます。昇格したアイデアを個別のフィーチャーとして追加するか、取り組みとしてグループ化するかを選択できます。
  • 他のツールと統合できる: CRM、.CSVファイル、およびプロダクト使用状況からのVOCデータをリッスンに接続して、データ主導の意思決定を行うことができます。ユーザーの行動とフィーチャーの影響をロードマップとともに視覚化して優先順位を決定し、実際のユーザーのニーズをロードマップに反映します。

Pendoの一連のツールとベストプラクティスを活用することで、プロダクトを長期的な成功へと導くプロダクトロードマップを作成できます。

デジタルトランスフォーメーション(DX)のためのオールインワンプラットフォーム

顧客が望み、お金を払いたいと思うようなデジタル体験を、プロダクト、マーケティング、カスタマーサクセス、ITの各チームが提供できるように支援すると同時に、単一のプロダクトプラットフォームでコストを統合します。